キッチンは今や様々な種類が増えています。最近の主流は対面キッチンです。家族とのコミュニケーションがとりやすく、小さなお子様がいるご家庭でも様子を見ながら家事が出来たりと大人気です。また、広々としてすっきりしたアイランド型や古風な印象のある独立型など生活スタイルに合わせて自由な空間にすることができます。背面にはカップボードや棚でおしゃれに食器を収納してみたり、隣接してパントリーを作るのもおすすめです。

トイレは一家に2ヵ所。階毎にトイレがあるのが当たり前になってきました。朝から争奪戦！なんてこともよくお聞きします。でも2ヵ所あれば安心ですね。
トイレをリフォームするときには、 「誰が使うのか？」が一番のポイントになってきます。お若い方や健常者の方ならさほど苦にはなりませんが、高齢者の方には手摺りが便利であったり、車いすを利用している方には空間の広さであったりと、使う方にあわせて設計します。さらには「同じ空間に手洗いを付けたい」または「掃除がしやすい床材、壁材にしたい」等の工夫も考えます。

お風呂と言ったらユニットバス。性能は様々ですが、昔のタイル貼りのお風呂に比べたら段違いです。設置も数時間で出来るし、古くなったら交換！なんてこともできるので便利です。ヒートショックをやわらげる機能がついている物や、滑りにくい床材になっている物もあるので高齢者の方にも安心です。テレビを見たり音楽を聴いたりスマホで映画を観たりも出来ますので楽しい空間になりそうですね。
でも、選択肢は1つではありません。昔ながらのタイル貼りにも出来ますし、石を利用したお風呂にもできます。暖かさを逃がさない断熱性能を使ってあげることが大事になってきます。

お家の中の「寒さランキング」の1位2位を争うのが洗面所ではないでしょうか？お部屋やお風呂は暖かい・・・でも洗面所は寒い！これでは高齢者はたまりません。パネルヒーターなどの補助暖房を設置して洗面所も暖かくしましょう。朝は子ども達がドライヤーに歯磨きに顔洗い、お母さんはお化粧に洗濯に…と、洗面所は何かと大忙しの空間です。広いスペースを確保して過ごしやすくしたい場所です。

外と内を繋ぐ出入口。そこには色々な工夫を施したいものです。例えば、風水を利用して壁紙の色を特徴的なものにしてみたり、鏡を置いてみたり、福を招くとされている置物を置いてみたりと様々です。最近ではシューズインクロークがあるお宅が多いように感じられます。靴だけではなく、傘などの雨具、自転車を置いたりと収納スペースが欲しい場所でもあります。また、多雪地域では玄関の外に風除室があると便利です。

外装には様々な仕様があり、地域や風土に合わせて「何を選択するのか」が大切です。代表的なものは、屋根でいえば、瓦、トタン。外壁でいえば窯業系サイディング、ガルバリウム鋼板サイディング、無垢板貼り、塗り壁。それぞれ特徴があり、その土地に合ったものを選びたいですね。

増築はその言葉の通り、既存の建物に新たな建物を増やすことです。改築はリノベーション（既存の建物に新たな機能や価値を付け加える）と、リフォーム（古くなった部分を修復し、空間を新しく改装する）の2つに分かれます。DIY（Do It Yourself)を行う方も増えてきました。増改築では、「お部屋を広くしたい」「水回り（キッチン、トイレ、風呂、洗面）が古くなってきたので新しくしたい」等の小規模な工事から既存の建物の構造を変える大規模な工事になる場合もあります。時には不要な柱や壁を撤去したり、2階を支えている柱を撤去するので、それに耐えうる太い梁に交換したりと専門能力が必要になる場合もあります。

真っ白の空間に1部分だけ色を変える。おしゃれですね！それは必ずしも壁紙でなくていいのです。お部屋には机、ソファー、椅子、カーテンなど、あらゆる色が存在していますので、どこにポイントを持ってくるのかを考えます。壁紙でアクセントをつけるなら「大胆に！」。同系色ではなく、奇抜な色の方が面白かったりもします。センスが問われる部分です。汚れてしまったり、飽きてしまったら気軽に張替ができるところも壁紙のいいところですね。

部屋の中や家の外を明るく照らしてくれる照明。シーリングライト、ダウンライト、ペンダントライトとその種類は様々です。間接照明なども利用して光をおしゃれに演出するのも楽しいですね!LED電球を使用することで電気代も節約出来ちゃいます。玄関や庭先には少し特徴のあるエジソンランプやマリンランプを使用するのも面白いかもしれませんね。

庭先にウッドデッキ！なんかワクワクします。休日には家族や知人を誘ってBBQ！なんて最高ですね。晴れた日には夫婦で「外で朝ごはん」を楽しむのもいいですね！木を使ってペンキで仕上げたり、「木は腐るから嫌だわ」という方には擬木（コンクリートやプラスチック素材で自然の木を模したもの）を使ったものもあります。

住宅においては玄関にスロープを付けたり、廊下とお部屋の段差を解消したりと、生活するうえで支障となる物理的な障害や、精神的な障壁を取り除くための施策を指します。
ご高齢の方には部屋からトイレまでの動線に手摺を設けるのもすごく喜ばれたりもします。新築時には将来の事も考えてプランニングするのもいいかもしれませんね。

そのほか「ここに棚があったら便利だなぁ」「この部屋をつなげたいなぁ」など、生活するうえでのお困りごと、住宅に付帯すること（駐車場や庭先）でしたら何でもご相談ください。